片張りモデルの危険性
前回の続きです。
1つのシステムモデルで、2つの結果のグラフを出しました。
片方は一見使えそうな感じのグラフで、もう片方は全然だめです。
この2つの違いは一つの条件の違いから生まれています。
別に複雑なテクニカル指標やアノマリー条件の違いからではありません。
先のグラフは「買いのみ」で運用。後のグラフは「買いと売り」で運用。
これだけの違いです。
本当に単純ですね。
でも、このシステムモデルを買いのみに特化していると判断して、売買を
開始してしまうと、いつ失敗してもおかしくありません。
利益を上げていた理由の方に関しても単純で、この通貨ペアがバックテ
スト期間中に上昇し続けていたからです。一応グラフで通貨ペアを確認。

一時的に下落しているところもありますが、基本的には全体が上昇し続
けています。相場がこの状態なら、どんなシステムモデルでも買っておけ
ば利益を出すことができます。
システムモデルの検証の際は、買いのみ・売りのみを結果の一部として
参考にするのもいいですが、実際の運用のではこのような片張りのシス
テムモデルは使用できないと思います。
ちなみに、これは素人で初心者な私の感覚であって、上昇トレンドと下降
トレンドでは相場心理が異なるから、どちらかに特化したシステムモデル
があってもおかしくは無い。という方も当然いるでしょう。
ただ必要な検証だけは怠らないようにしないと、運用を始めてから市場の
方向性が変わり、その後システムモデルの欠陥に気がついても後の祭り
となりそうです。
1つの条件と2つの結果
相変わらず、成果の出ないシステムモデルに取り組んでいます。
やはり、基本的な参考書でも1冊くらい読んだ方がいいんでしょうね。
一見使えそうなモデルが出来上がったりはするんですが、ソコには致命
的な欠点があって結局使えないものが多くあります。
例えば……


二つのグラフは、同じシステムモデルを使用してバックテストを行っています。
ただ、テストの際に1つだけ条件を変えています。
条件1つでこれだけの差が出ているわけですが、その条件に気づかずに上の
グラフの通りに売買すると、絶対に失敗します。
条件自体は非常に単純で、だれでも考えそうなことです。
その違いに関してはまた後日……
市場は効率か非効率か
インターネットによるgoogle検索等は非常に便利なのですが、調べたいこ
との全くの反対の情報も出てくることがありますよね。
つまり調べた結果、自分の望んでいる答えと、それに対する反対意見を
同時に見てしまうことがあるということです。
何故こんなことを書くかというと……
相場は「効率的」であるためファンダメンタルズ・テクニカル等の分析は無
駄である。と、いうような意見を目にしたからです。
「効率的」とは、相場はあらゆる情報を瞬時に織り込むので、結局ランダム
にしか動かず、いくら分析しても長期的に勝ち続けることはできない。
簡単にいえばこんな感じの意見(仮説?)です。逆に相場の動きに意味が
あるという考えは「非効率的」というわけですね。
さて、相場が本当に「効率的」であれば、いくらシステムトレードで利益の
出るモデルを作り上げても、それは過去のバックテストからの検証であり、
実際の売買で勝てるとは限らないことになります。
それはつまり、今やっていることがすべて無駄になるため、正直信じたくは
無いのですが、でも実際には相場は「効率的」に近いそうです。
完全に「効率的」ではない以上、どこかに利益を出せる場所はあるのかも
しれませんが、素人である私などがプロを退けてそれを見つけることができ
るのか疑問です。
まぁ、いくらこんなことを書いたところで私が相場が効率・非効率の結論を
出せるわけではないです。でも、相場を「効率的」かもしれないという仮定
を頭の中に持っているだけで、相場に対する感じ方も変わるかも知れませ
んね。
とりあえずは、諦めるまでは無駄かもしれないシステムモデル作りを続けます。
モデルの評価
現在の金融状況で参入するかは不明ですが、それでも勉強のためにシ
ステムモデル作りは進めていきます。
メタトレーダー4のバックテストの結果を以前画像で乗せましたが、グラフ
と同じくこれも個人的に見にくいと思います。(別に英語で表示されてい
るからではないです)
システムモデルを評価するのに複雑な指標は必要ないと思うんですが、
それでも「損益率(プロフィットレシオ)」くらいは欲しいなと感じます。
これもグラフと同じく結果をエクセルに反映して再計算できないかと思い、
実際にやってみました。
仮ですが結果がこれです。

まるで安物FX商材に付属してるエクセルみたいですね……
ついでに前回のグラフの方も付け加えています。
一応、メタトレーダー4の結果をコピー・ペーストして、ボタン一つで結果と
グラフが表示されたりします。マクロとかVBAとか良く分からないものが
組み込まれていたりしますが、実は私が作ったものではないです。
システムエンジニアの卵である友人の(ほぼ全て)協力の賜物です。
協力してくれた友人に感謝。
さて、後必要なのは……
肝心の利益が出るモデルですね。
20代の迷走
仕事が忙しくて更新が不定期気味ですネ。
投資の勉強も遅々として進まずです。
投資から少しだけ離れてみて考えてみたんですが、結局は私の目的はど
こにあるんでしょうネ。このブログタイトルの【1億円】に関しては、あくまで
目標であって目的では無いわけですし。
仕事が忙しい中でそんなことを考えていたんですが、私の最終的な目的は
やはり経済的な自由が欲しいのかもしれないです。
まだ社会に出て数年の20代の会社員が偉そうな感じですが、朝から晩ま
で会社で働いて、休日に少し遊びながら仕事を続けて、でも本当にやりた
ことは時間が無くてできない。
ちょうど、私の父親がそんな感じで、自分はそうならないようにしたいと漠然
と考えていたんですが、結局はそれと同じような状況にいます。
そんな状況が嫌だからこそ、経済的な自由が欲しいのかもしれません。
投資に興味を持ったのも、『金持ち父さん、貧乏父さん』を読んでからでしたし。
そう考えると、現状の投資方法では経済的な自由を得るのに数10年かかって
しまいます。
アセットアロケーションを組んで資産を分散することでリスクを下げることはでき
ます。株のみ債券のみといった投資よりは比較的安全な投資ができます。でも、
リスクを下げる代わりにリターンも犠牲にします。
この投資方法で経済的な自由を実現するためには、かなりの資金が必要になっ
てしまいます。では結局のところ、投資先の焦点を絞ってハイレバレッジで回す
しかないんでしょうか?
その辺りも含めて、今一度自分の投資方法を考え直したいと思います。
流されやすい私の性格も相まって迷走していますが、、悩めるだけまだ余裕が
あると言うことです。現状の金融危機でどうにもならない人と比べれば、悩んで
自分の道を決められるだけ幸せだと思います。
